岡田ジャパンの布陣3


1998年

下の大会名をクリックするとそこのところにワープします。
画像の表示に少し時間がかかる場合があります。

テストマッチ
(メキシコ戦)(6月)

テストマッチ
(ユーゴスラビア戦)(6月)

W杯フランス大会’98(6月)

下に描いた布陣の図はあくまでおおまかなものです。
実際の試合とは、選手交代やポジションなどが、若干異なる場合があります。





テストマッチ
(メキシコ戦)(6月)



  日本  1―2  メキシコ
(相馬)    



この時の出場選手の平均年齢24.93歳


メキシコ戦  左の布陣が、スイスで非公開で行われたメキシコ戦の布陣です。

●試合が非公開だっため、あくま報道を元に推測での布陣です。

●日本は、この試合、城を1トップに置き、中盤に森島を入れて2列目からの飛び出しを狙わせると同時に、中盤を厚くする3―6―1のシステムを採ったようです。

●試合内容の方は、広報からの報告によると前半早々に、セットプレーから川口がボーるを弾いたところを、メキシコのFWに蹴り込まれて、日本、またしても試合の立ち上がりにセットプレーから失点を喫してしまいます。

●日本は、中盤を厚くした結果ボール支配はメキシコ上回っていたようでしたが、どうにも攻めてに欠けていたようです。

●前半終了間際、日本は相馬がミドルレンジからシュート、天候が雨でボールが滑りやすくなっていたせいもあり、メキシコのGKカンポスはこれを取れずにゴール、日本は1―1で前半を折り返します。

●後半、日本は森島に代えて中山を投入し2トップの形をとり、更には後半途中には名波に代えて伊東、名良橋に代えて小野を投入しました。しかし、誰がどのポジションで具体的にどのようなシステムになったかは不明です。恐らく、中西が右サイドバックに回り4バックになったと思われます。

●しかし、日本は3トップでロングボールを多様してくるメキシコに苦戦し、中西のペナルティエリア内でのフォールでPKを取られてしまい、メキシコに勝ち越しゴールを献上してしまいました。

●結局、このまま試合終了。日本は、2―1で敗れてしまいました。

●本番を直前に控えたこの時期、何より大事なのはやはり内容です。やはり、キリンカップ同様に日本の3バックは、ほぼ安定した守備を見せていたようでした。しかし、PKは致し方ないにしても、セットプレーからの失点はなんとしても注意しなければいけないポイントになってきました。

●また、岡田監督もここに来て1トップのシステムを試したり、今まで試した事のないようなメンバーで中盤を構成しているなど、まだまだ攻撃に関しては試行錯誤の段階のようです。

●残された、テストマッチが注目されます。





テストマッチ
(ユーゴスラビア戦)(6月)



     日本  0―1  ユーゴスラビア



この時の出場選手の平均年齢25.13歳


ユーゴ戦  左の布陣がテストマッチ、ユーゴスラビア戦の日本の布陣です。

●この日の前日、岡田監督はW杯登録メンバーを発表。カズ、北沢、市川の3人が代表メンバーから落選し、いよいよ本番に挑む22人が決定しました。

●この試合では、キリンカップの時と同じ、城、中山の2トップの、3―5―2のシステムを敷きました。

●前半から、日本は中盤の中田と山口が、良く動き回り素早いチェックと効果的なパス出しで機能。日本の攻撃の起点となっていました。この試合に限っては、名波は少し疲れがたまっていたのか精彩を欠いていた印象がありました。

●左右のウイングの相馬と名良橋も、キリンカップの時よりは高い位置にポジションを取り、何度かサイド攻撃をしかける際にも、積極的な上がりを見せていました。前半は、中田がやや右寄りなポジションだったせいもあり、名良橋が目立ちました。

●3バックには、井原が練習で右足を痛め大事を取って欠場した事もあり、中西、斉藤、秋田の3人が試されました。この組み合わせでも、ユーゴの高くうまい攻撃陣に対し、最後のところで踏ん張りを見せ、前半は無得点に抑えます。

●FWの城と中山も、キリンカップの時よりはコンビネーションが良く、後からパスにもうまく合わせて反応し、いい攻撃の形が作れていました。

●GKの川口も、素早い反応でナイスーブも見せ安定していました。

●後半、日本は開始早々に前半負傷した中西の代わって、小村を投入します。やや1対1の場面で、ファウルをしてしまう場面もありましたが、まずまずの出来ではありました。

●後半、日本は山口や中田のパスから再三チャンスを作り、中田と中山が1回ずつGKと1対1の場面を迎えますが、ゴールは奪えませんでした。

●後半、日本はゴール前で犯してしまい、ユーゴのゴールほぼ正面からのフリーキック。これを、ユーゴのミハイロビッチが強烈なシュートを突き差しユーゴが先制します。

●日本は、その後、名波に代えて服部、中山に代えて岡野を投入します。更には、終了間際には相馬に代えて平野を投入し、高いウイングの位置に起用します。キリンカップの時に見せた4バックに変更するというシステムは取りませんでした。

●しかし、チャンスは作るものの、やや疲れから日本イレブンの動きも落ち、日本はノーゴールに終わり、結局、このテストマッチは1―0でユーゴスラビアが勝利しました。

●日本は、キリンカップ以来安定したところを見せている3バックが、フリーキックから失点はしましたが、この試合でも終始安定していたところを見せていました。中盤でも、ユーゴのチェックがそれほど激しくなかった事もありましたが、山口や中田が攻めの起点となっていい動きも見せており、中山と城の2トップのコンビも良くなってきたなど、徐々にチームの状態は良くなっているようでした。

●ただ、後半起用された岡野と平野がほとんど活かされる場面がなく、その点では、やや起用の意図が中途半端に感じらました。この辺りは、岡田監督もまだ試している部分があるようです。

●しかし、チーム作りは確実に上向きに来ていると感じられる試合でした。

●W杯緒戦、強豪アルゼンチン相手にどこまでやる事が出来るのか?本当に楽しみです。



W杯フランス大会’98(6月)



    日本  0―1  アルゼンチン


   日本  0―1  クロアチア


   日本  1―2  ジャマイカ
(中山)    



この時期の出場選手の平均年齢 25.29歳

アルゼンチン戦  左の布陣が、記念すべき日本のW杯の緒戦、トゥールーズで行われた日本vs.アルゼンチン戦の日本の布陣です。

●日本は、キリンカップ以降試してきた3-5-2のシステムを敷きました。

●GK川口、DFは3バックでスイーパーの位置に井原、ストッパーにはアルゼンチンのバティストゥータに秋田が、クラウディオ・ロペスに中西が対事する形になりました。

●中盤は、名波と山口がやや中盤の低い位置にポジションを取り、左右に相馬、名良橋、中田はこの試合では、中央のかなり高い位置プレーしました。FWはテストマッチのユーゴ戦同様に、中山と城の2トップでした。

●序盤、アルゼンチンの出足は慎重で、様子を見ているような感じでした。対して日本は、果敢にボールを奪いに行き、素早いパス回しから攻めに転じようとする姿勢が見られ、攻守のバランスが安定していました。初シュートは前半の1分、中盤でパスを受けた山口のミドルシュートでした。

●中盤では、高い位置にポジションを取った中田が、積極的な守備とドリブル突破で再三いい動きを見せていましたが、やはり執拗なマークを受け、後半はややパスミスが目立ちました。

●名波、山口も深い位置から的確なポジショニングで相手を潰しにかかり、決定的な仕事をほとんどさせていませんでした。DFの3バックも、積極的なマークで相手を封じにかかり、時折、止むを得ずファールをしてしまうシーンもありましたが、最後の決定的な場面にまではいかせんませんでした。

●両アウトサイドの相馬、名良橋は何度かサイドからの突破を試みますが、アルゼンチンの攻撃の前にあまり前に出る事が出来ず、やや精彩を欠いていました。

●GKの川口は、何度もあった決定的な場面を体を張って守り、この試合は非常に安定したプレーを見せていました。しかし、一方でFWの城、中山は相手の固い執拗なマークに苦しみ、ほとんど前を向けずプレーの正確性もいま一つでした。

●序盤こそ、試合展開は日本が優勢にすすめますが、個々の能力の高いアルゼンチンが徐々に試合を圧倒し、日本は守りに入る時間が多くなります。

●ボールをクリアしても、すぐにアルゼンチンに拾われてしまう、嫌な時間帯になってしまった前半28分、アルゼンチンのオルテガが、中盤でボールっを奪いシメオネにパス、シメオネはオルテガに、ワン・ツーパスを返しますが、これをオルテガはスルー、これが日本選手の足に当たり、そこに詰めていたのがバティストュータ、バティストュータは落ち着いてシュートしゴール、日本は1番恐れていた選手に、前半のうちに失点を喫してしまいました。

●試合は、これ以降もアルゼンチンの攻撃を日本が跳ね返しカウンターという展開になりました。その後も、アルゼンチンは再三のゴールチャンスを向かえますが、川口のファインセーブや3バックを中心とそた体を張った守りで、失点をこの1点に抑えました。

●日本も決して守り一辺倒だったという訳ではなく、再三、素早いパス回しでアルゼンチンのゴールを目指しました。後半は、アルゼンチンが前半よりも守備を強化してきた為、日本は中盤まではボールを展開出来るものの、それ以降はスペースがなく攻撃に苦しみました。

●ゴール前のセットプレーの場面でも、キッカーの名波・中田のキックはやや正確性に欠き、高さでも競り負ける場面が多く、単純なものに終わってしまいました。

●後半、岡田監督は65分に中山に代えて呂比須を、37分には相馬に代えて平野を投入し、攻撃を強化しようとしました。キリンカップの時に見せたような、4バックにはしませんでした。

●呂比須は、持ち前の技術の高さで前線でボールをキープ、前を向いて積極的にシュートを放つなどいい動きを見せていましたが、時間が足りない感じでした。平野も、本来はもっと高い位置にポジションを取りたかったのでしょうが、相手のスピードに裏を取られそうになり、ほとんど前に出る事が出来ず、本来の持ち味を発揮できないままに終わってしまいました。

●結局、終盤、日本は何度か惜しいチャンスを迎えますが、結局、得点できずに終わり試合終了、日本の記念すべきW杯緒戦は、0―1という結果に終わりました。
 試合前は日本はもっとアルゼンチンに押し込まれる一方的な展開が予想されていましたが、思った以上にアルゼンチンの戦い方が慎重だった事もあり、日本は素早い展開から何度もアルゼンチンを脅かしていました。しかし、やはり個人能力に優れるアルゼンチンの方が試合運びの面で、1枚も2枚も上手だったという印象でした。
 それでもこの試合で日本は、世界に対して、決し自分達は弱い国ではないという事をアピール出来たと思います。


クロアチア戦  左の布陣が、第2戦のクロアチア戦の日本の布陣です。

●日本の先発メンバーは、第1戦と同じメンバーでした。一方、クロアチアの方は中盤の中心選手のボバンが、負傷でこの試合を欠場していました。

●日本は序盤から、アルゼンチン戦の時よりも中盤でボールを支配する事が出来、パス回しが冴えていました。

●両サイドの、相馬と名良橋も相手のプレッシャーがアルゼンチン戦ほどではなかった事もあり、高い位置にポジションを取り、再三、効果的な上がりを見せていました。特に相馬は、左サイドから果敢にシュートを狙いに行くなど、積極的な姿勢が見られ惜しいシュートも放っていました。

●DFの3バックは、この試合でも安定した守りを見せ、特に左の中西は、時折、相馬と入れ替わってサイドバックとしての役割もこなし、攻撃にも積極的に参加していました。

●中盤も、山口は中盤の底でうまく攻守の繋ぎの役割を果たし、名波も序盤相手につられて、ややポジショニングが中央に片寄る場面もありましたが、攻守に積極的な動きを見せていました。

●中田は、この試合でもいい動きを見せていましたが、暑さのせいもあったのか、アルゼンチン戦の時よりは、パスミスや周囲との連携ミスが見られました。

●FWの城、中山も前線から積極的な守備をし、必死にボールを追い回していましたが、中山がGKと1対1の場面から惜しいシュートを放ちましたがGKに片手1本で弾き出されてしまった場面以外は、決定的な仕事にはあまり絡めませんでした。

●日本は、パスミスから何回かピンチにはなりかけましたが、川口の攻守などもあり前半は0-0で折り返します。

●後半開始後も、序盤は前半と同じような試合展開で、ほぼ五分五分でした。しかし、暑さで徐々にクロアチアは動きが落ちてきました。

●後半16分、岡田監督は中山に代えて岡野を投入、これは効果的でした。岡野は、持ち前の俊足で左右の空いたスペースを突き、普通なら流れてしまいそうなスルーパスにも反応し、チャンスに絡みました。しかし、これでも点数は奪えませんでした。

●カウンター狙いの戦法できていたクロアチアですが、後半の22分、中盤での中田のパスミスを奪ったアサノビッチが前線にドリブルで上がりスルーパス、1度は井原がクリアしますが、再びアサノビッチがこれを奪い右サイドを突破、最後はシュケルが中西を振り切ってシュート、川口も触りましたがボールはゴールへ、日本はアルゼンチン戦同様に一瞬の隙を突かれてしまった格好で失点してしまいました。


クロアチア戦2 ●岡田監督は、更に名良橋に代えて森島を、その後、名波に代えて呂比須を投入し、4バックの布陣を敷きました。

●呂比須は、第1戦同様に高い技術で前線でボールをキープ、途中、決定的なシュートを放つ場面も見られましたが、攻めに絡めませんでした。

●森島は、交代した直後から中盤で持ち前の運動力を発揮し、果敢にゴールを目指しますが、呂比須投入後、ポジショニングが不明確になってしまう場面も見られました。また、これに伴い、城が中盤に下がった位置にポジションを取るなど、各選手のポジショニングに変化が見られた為、それまで効果的な動きを見せていた岡野の動きも、中途半端になってしまいました。

●前線に人は多いのですが、後ろからのフォローが足りないような気がしました。

●試合は、結局、このまま試合終了。日本は、またしても1点に泣きました。

●この試合、クロアチアは中盤の要のボバンが不在、コンディション的にも暑さで動きの落ちたクロアチアに対し、日本の方がコンディションでは勝っていました。中盤でもどちらかといえば、日本の方がパス回しが出来ていましたし、チャンスの数も日本の方が上でした。その為、この試合、日本は勝利を収めるチャンスは十分にありました。ですから、前半0-0での折り返しはある程度狙い通りの戦い方だったのかもしれません。
 しかし、クロアチアはそれに対し、ある程度日本に攻められても、守ってカウンターの戦法で、日本のパスミスをうまく突き1点をもぎ取り、守り切りました。

●岡田監督の選手交代も、アルゼンチン戦の時よりは効果的なものでしたが、終盤、前線の選手の役割が不明確になってしまったなど、十分なものではありませんでした。

●翌日、同グループリーグのアルゼンチンvs.ジャマイカ戦で、アルゼンチンが快勝した為、日本の予選敗退が決定しました。「経験の差」「世界の壁」と言った言葉で済ましてはいけない敗戦を、日本は喫してしまいました。


ジャマイカ戦  左の布陣が、日本の第3戦のジャマイカ戦の日本の布陣です。

●日本もジャマイカも、ここまで初出場で2戦2敗、何とかW杯で1勝を挙げておきたい1戦でした。

●日本の先発メンバーは、警告累積で出場停止の中西の代わりに小村が起用された以外は、それまでと同じメンバーでした。

●しかし、この試合では3バックが幅広いポジショニングを取り、両アウトサイドも積極的に攻撃に参加すべく、高い位置にポジショニングを取りました。中盤でも、名波がそれまでよりもやや高い位置にポジショニングを取っていまいした。

●前半から、ジャマイカは左サイドの相馬にマンマークを付けてきますが、それにより中盤での人数が減り、日本は中盤では完全に優位に立ち、自由にパスを回し攻撃が出来ました。

●しかし、3バックを中心に引き気味な布陣を敷くジャマイカ相手に、どうしても得点が奪えません。城や中山、相馬が再三シュートを放ちますが、枠にも飛びませんでした。

●中田も、マンマークは受けていませんでしたが、それまでの2試合に較べると動きに精彩を欠いている印象でした。

●一方のジャマイカは、固い守りから中盤を省力し、身体能力の高い選手が速攻をしかけて来ます。足が早く、1対1に強いジャマイカの選手相手に、日本DF陣は振り切られてしまいます。

●前半の39分、日本が攻撃をしかけた後、ジャマイカはロングボール放り込んできます。やや、前掛かりになっていた日本は、DFが競り負け、ウィットモアに先制ゴールを許してしまいました。


ジャマイカ戦2 ●後半も、最初は日本はメンバー交代はせずに同じメンバーのままでした。

●序盤、日本はやはり中盤でパスは通りますが、最後のシュートの場面まで持って行けません。

●後半9分、ジャマイカは日本DFの甘くなったところを再び、ウィットモアがドリブルで抜け出しDFを振り切りシュート、ジャマイカは2点目を挙げ、日本は2点のリードを許します。

●2点目が奪われた後、岡田監督がようやく動きます。城と小村に代わって、呂比須と平野を投入し4バックの布陣を敷きました。

●これにより、日本は攻めのそれまで以上に姿勢が見られるようになりました。呂比須はヘディングでもジャマイカDFに競り負ける事はなく、平野も本来の攻撃的な中盤の位置でプレーする事により、持ち前の突破力が出せ、徐々に日本が攻勢に転じます。呂比須のポストプレーが光る事により、そのこぼれ球を、中山、平野といった辺りの選手が走り込み、シュートも枠に飛ぶようになります。

●後半30分、相馬の左サイドからの大きな折り返しのボールを、ゴール右に張っていた呂比須がヘディング、そこに詰めていた中山が押し込みゴール!1点を返します。日本のW杯初得点は中山でした。

●その後、岡田監督は名波に代えて小野を投入。小野は、ジャマイカDF陣をかわしてシュートを放ったり、自分にマークを引き寄せてフリーの選手に好パスを放つなど、随所に能力の高さを見せますが、如何せん時間が短すぎました。

●日本は、4バックにしてから再三チャンスを作り、猛攻をしかけるものの、結局このまま試合終了、日本のW杯は3戦全敗という結果に終わってしまいました。

●この試合、日本としたらどうしても勝っておきたいところでした。しかし、この試合の日本は疲れが溜まっていたなどの理由もあったのでしょうが、集中を欠いたプレーが多い印象でした。失点で裏を取られた場面などでも前の2試合の時の選手であったのなら、防げた様な気がしました。

●守備的なはず3バックの布陣で2失点を喫した後、ようやく岡田監督は4バックにして攻撃の人数を増やしました。その結果、日本は得点をし無失点でした。またチャンスも多く生まれていました。何故、もっと早い時間から呂比須や小野を使わなかったのか?という議論が起こるのも当然な事です。

●岡田監督は、自分の采配に対し信念を持って指揮をとっていたのだと思います。しかし、その結果は3戦全敗でした。これが、岡田監督の現時点での限界だったのかもしれません。
 最初の2試合は格上が相手という事もありましたし、日本選手が本当に集中した守りを見せて、その結果、チャンスをものにする事は出来ませんでしたが、善戦という評価は残りました。しかし、ジャマイカ戦に関しては、消化試合という側面は確かにありましたが、個人能力に優れているジャマイカ相手に、チーム全体が精彩を欠いている気がしました。それまでの課題が、一気に噴出したような気がしました。

●今回の日本の戦い対して色々と思う事はありますが、とりあえずはW杯初出場だった日本の、監督、選手、スタッフ、サポーター、皆にお疲れ様と言いたいと思います。 ●「世界の壁」「経験の差」この言葉の意味を、今回、日本はようやく理解したと思います。どの試合も1点差での負け、日本はW杯の難しさというものを思い知らされました。この経験、特に悔しさを、絶対に無駄にする事なく日本サッカーの将来に繋げて欲しいと思います。

●これまで4年間、日本サッカーの強化は決して順調ではないもでした。これから先、このような足踏みは絶対にするべきではありません。



表紙へ   岡田監督のページへ




GigaHit